2012.09.21更新

今回は皆様になじみのある、カンジダ菌のお話をご紹介させていただきますchick

口の中に生息するカンジダ菌の予防、除菌のための方法についてですkissmark

歯の健康管理の方法にはバクテリア補充療法(バクテリオシン)という考え方があります。
最近のTVのコマーシャルでも歯の健康管理とカンジダ菌繁殖の予防のことが紹介されるようになり、「口腔カンジダ菌症」という言葉もよく耳にするようになりました。

口の中にできるカンジダ菌による口腔カンジダ菌症は腸や女性の膣内に繁殖するカンジダ菌(Candida albicans)と同じ真菌です。カンジダ菌は2人に1人くらいの確率で口の中にも繁殖はしていますが、抗生物質の長期多用によって腸内細菌の環境がアンバランスになりカンジダ菌の増殖が起きたとき、体の免疫抵抗力が低下したとき、ストレスが増えだ液中のコルチゾールが増加したときなどに発症することが多いと言われています。また、糖尿病や放射線治療を行っている場合、義歯を使っている方にも発症しやすい症状です。症状は唇やほほの内側の粘膜、舌に白い斑点状の苔(こけ)のようなものができる場合と、粘膜が赤くなる場合の2つがあり、そのままにしておくと痛みをともなう口内炎になることもあります。

口腔カンジダ菌症は乳幼児や高齢者に多いと言われていますが、高齢者の場合には義歯を入れることによる場合がおおいですが、乳幼児の場合には両親や祖父母が口に入れた箸やスプーンで食物を食べさせることで感染することが少なくありませんから注意してください。

虫歯や歯肉炎、歯周病の原因菌の増殖を予防するために、同じバクテリアを使ったバクテリア補充療法がありますが、バクテリア補充療法は抗生物質の効果がないカンジダ菌にも有効なのでしょうか?
口腔カンジダ菌症が見つかった場合には抗真菌薬のうがい薬や内服剤を処方されますが、予防の目的でこれらの薬を使うことは現実的ではありませんね。バクテリオシンの中には口腔カンジダ菌症の原因となるカンジダ菌(Candida albicans)にも有効なものがあります。
ペントシン(pentocin)と呼ばれるバクテリオシンの仲間の1つで、乳酸菌ペントサス菌「Lactobacillus pentosus」が作る物質になります。1999年に南アフリカの細菌学研究グループが乳酸菌ペントサス菌が作り出すバクテリオシンに似た物質のペントシンがカンジダ菌の増殖を阻害することを報告しています。この乳酸菌には50種類ほどの仲間がいて、京都のしば漬けや中国料理に使われる金華ハム(発酵ハム)から見つけられているほか、人の腸内、出産直前の妊婦の膣からも見つかっています。ヨーグルトを作る時にも使われる乳酸菌の1つです。

元来、この乳酸菌ペントサス菌は腸内の乳酸菌として常在していて便の中からも見つかる菌でもあり、人間の便を培養して乳酸菌ペントサス菌を得た日本人による研究では、非常に興味深いことが報告されています。テトラサイクリンという非常に広範囲なバクテリアの殺菌能力を持った抗生物質を添加し培養した結果、大腸菌やほかの乳酸菌群を含むほとんどのバクテリアの繁殖が著しく低下しているにも関わらず、乳酸菌ペントサス菌はこの厳しい条件下でも増殖を続けていたこと。また、培養後にしばらくの間繁殖を続けていたカンジダ菌の繁殖が完全に止まったことです。つまり、カンジダ菌はペントシンによってその繁殖を抑えられたということです。

2012.09.11更新

皆様、お久しぶりのアップでございますhappy01

朝晩が少しずつ涼しくなってきましたねwinkやれやれ・・・ですgawk

今回は前回の糖質制限の話を出しましたので、どういうものなのか少しだけお伝えしますear

糖尿病に限定してのお話にいたします。これは、とある方の記事を参考に致しました。

糖尿病の方で、間違った食事療法をしないように、是非参考にしてください。

奥が深いお話しになるので、簡単にまとめてあります。


これはアメリカでの写真です。
「STOP糖尿病」キャンペーンがADA(アメリカ糖尿病協会)によって進められています。このマークと共に・・・。
日本の動きはまったく見られません。

糖尿病890万人、境界型糖尿病(糖尿病予備群=すでに糖尿病の領域)1,320万人合計2,210万人です。2007年の調査結果です。

2012年の今年は5年目の調査年です。激増は確実です。

糖尿病増加にストップをかけられるのは、「糖質制限食」だけ!!




この方は①スーパー糖質制限食を実践してきました。
そして、「インスリンを卒業」しました。

あなたが糖尿病、境界型糖尿病なら①がお薦めです。

ダイエット目的なら①または②はいかがでしょう。

健康を維持したいなら、糖質制限食を試して見るなら③が良いかも知れませんね。

本当に怖いのは食後高血糖です。

長く続くと動脈硬化、そして心筋梗塞、脳梗塞へと進みます。大血管症と呼ばれます。直接生命に関わります。

3大合併症として知られる「腎症、網膜症、神経障害」は、細い血管が傷害されて起こるので、細小血管症ともいわれます。

「食後高血糖」(グルコーススパイク)のリスクを、最重要視しなければなりません。この血糖値の乱高下が血管を傷つけます。

食後高血糖」(グルコーススパイク)避ける唯一の方法は、糖質制限食です。他に方法はありません。

現在のカロリー制限食は、必ず食後高血糖のリスクを負います。
それでもあなたは「カロリー制限食=高糖質食」にこだわりますか?

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